雑誌「労働者文学」を定期刊行し、2014年には創立35周年を迎えた、労働者の文学組織。 　

　ジャンルは、小説、ルポルタージュ、評論、戯曲、詩、短歌、俳句、川柳など。

　毎年「労働者文学賞」応募作品を募集している。

会の現状と求む新会員

　労働者文学会は、1979年結成以来40年、機関誌『労働者文学』を83号まで発行84号を募集中です。また「労働者文学賞」は30回募集し、多くの力作や問題作を選んできました。現在31回の応募作を募集中です. 

　会員は現在70名、年齢層は若干高いですが、創作活動や批評活動を活発に続けております。最近女性や若い人の入会もあって、今後の会活動に明るさが見えております。 

　会発足当時は、主に労働組合の文学サークルで活発に活動をしていた人たちが、一堂に集まり設立したものです。設立当時の会員も、勿論現在も活動を続けておりますが、一方「労働者文学賞」応募者や労働組合にとらわれない人たちが入会されております。 

　私たちは、いわゆる文壇文学を目指すものではなく、真面目に生活している者の眼で創造・批評活動をくりひろげる文学集団です。 

　更に多くの人たちが入会されることを望みます。そのことにより労働者文学会から、新しい文学作品を日本中に発信出来ることを願っております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　労働者文学会　代表幹事　篠原貞治　　　　

1979年　2月　総評傘下の労働組合・文学サークルの参加者を中心に「労働者文学会議」結成

　　　　 6月　『労働者文学』創刊号を発行

1980年　『労働者文学作品集（Ⅰ）』を刊行

1981年　『労働者文学作品集（Ⅱ）』を刊行

1995年　『労働者文学作品集』（結成15周年記念）を刊行

2004年　『労働者文学作品集（Ⅳ）』を刊行

2006年　組織名を労働者文学会に改称

2018年　『労働者文学』第83号を発行